KONICA MINOLTA プログラムフラッシュ 5600HS(D)
撮影機材:SONY α77II(ILCA-77M2),MINOLTA AF MACRO 100mm F2.8
KONICA MINOLTA プログラムフラッシュ 5600HS(D)は、ガイドナンバー56(ISO100時)の外付けストロボで、2002年9月24日に発売された。
発売時点ではMINOLTAだったのが、途中(2003年8月)でKONICA MINOLTAになった。
取扱説明書は、ミノルタ製品の修理を引き継いだケンコートキナーのサイトから入手可能。
KONICA MINOLTAがカメラ事業から撤退し、SONYに移行した後、2006年7月21日に、SONYブランドで同等品のHVL-F56AMが発売された。
上の写真と見比べてみると、ロゴ以外は同じでしょ?
ミノルタ時代のシューなので、αSweetDIGITAL、α700(DSLR-A700)、α900(DSLR-A900)、α55(SLT-A55V)、α57(SLT-A57)にはそのまま装着可能だが、α77II(ILCA-77M2)などのSONYの最新のシュー(マルチインターフェースシュー)に付けるためには、シューアダプター(ADP-MAA)が必要。
撮影機材:SONY α77II(ILCA-77M2),MINOLTA AF MACRO 100mm F2.8
撮影機材:SONY A57(SLT-A57),MINOLTA AF MACRO 100mm F2.8
関連:α77II(ILCA-77M2) マルチインターフェースシューとシューアダプター (ADP-MAA)
5600HS(D)の「(D)」は、ADI調光に対応していることを意味している。
外部電源からの電源供給が可能であり、外部電源(FA-EB1AM)を接続するとチャージが早くなる。
撮影機材:SONY α77II(ILCA-77M2),MINOLTA AF MACRO 100mm F2.8
この5600HS(D)、一度故障し、修理をしている。
故障内容は、電源が入らないというもの。
故障発生時はKONICA MINOLTAの撤退後だったので、ケンコートキナーの修理を受けた。
保証期間経過後だったので、有償修理ね。
撮影機材:SONY α700(DSLR-A700),SONY DT 30mm F2.8 Macro SAM(SAL30M28)
診断結果は「電池ケースの不具合」であり、修理にかかった費用は、以下の通り。
・部品代:2,500円(電池ケース)
・技術費:8,500円
・運送代:1,500円
・消費税:625円(税率5%時)
合計:13,125円
で、その後、問題なく動いていたのであるが、再び故障。
電池を入れて電源をONにしても、何の反応もないという、同じ現象。
同一箇所の故障は6ヶ月以内であれば無償修理となるが、6ヶ月以上の経過なので有償となろう。
原因はおそらく、ストロボ内の温度上昇かと思われる。
連続発光すると、ストロボ内のニッケル水素電池が、素手では持てなくなるほど発熱するのだ。
修理してもよいのだが、再び故障する可能性が高いと見て、放置している。
ストロボは、HVL-F42AMとHVL-F43AMを持っているので、それで何とかなる。
但しそれらは、外部電源には対応していない。
5600HS(D)に外部電源(FA-EB1AM)を接続すると、チャージが早くなると書いた。
外部電源には、単三電池が6本必要なる。
外部電源を接続した場合でも、ストロボ内には単三電池(4本)を入れておかねばならない。
電池を長く持たせるために、外部電源にエネループプロ(黒)を入れると、どうもストロボが不安定になるようだ。
発光が不安定になり、白飛びが多発する。
よって、外部電源には普通のエネループ(白)とし、エネループプロはストロボ内に使おう。
ただ、上でも書いたように、連続発光するとストロボ内の電池が発熱し、結果として壊れてしまった。
連続発光に強いストロボを探しているが、SONY純正はどれも弱い模様。
少なくとも、HVL-F42AMとHVL-F43AMは強くなく、特にHVL-F43AMは後発にもかかわらずHVL-F42AMよりも貧弱で、すぐにオーバーヒートする始末。
HVL-F42AMに比べHVL-F43AMが熱に弱いので「異常ではないか?」とSONYに見てもらったが、「範囲内」との回答で戻されてきた。
SONYの最新のフラッグシップ(最上位)モデルであるHVL-F60Mも、熱には弱いようだ。
ニッシンのマシンガンストロボ(MG8000)があるが、社外品だし、そもそもSONY用がない(キヤノンとニコンのみ)。
外部電源(FA-EB1AM)は、HVL-F60M、HVL-F58AM、HVL-F56AMに対応する。
FA-EB1AMのページには、HVL-F60Mへの対応が謳われていないが、
HVL-F60Mの説明書には、対応する旨の記載がある(74ページ)。
外部電源(FA-EB1AM)は、その時点でのストロボのフラッグシップモデルにしか対応していない。
KONICA MINOLTA時代では5600HS(D)であり、SONY移行後はHVL-F56AM→HVL-F58AM→HVL-F60Mという流れ。
HVL-F42AMやHVL-F43AM、HVL-F43Mなど、ガイドナンバーが40番台の中級モデルにも対応して欲しいところだ。
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