KONICA MINOLTA DiMAGE Z3 [1/2.5型,CCD,400万画素]
撮影機材:SONY A57(SLT-A57),MINOLTA AF MACRO 100mm F2.8
KONICA MINOLTA DiMAGE Z3は、2004年8月6日にコニカミノルタから発売された、ネオ一眼。
撮像素子は1/2.5型CCD、有効画素数は約400万画素。
レンズは、35mm換算で35~420mm相当の12倍ズーム(メガズーム)。
CCDシフト方式手ブレ補正機構「Anti-Shake」を搭載し、手ブレを防ぐ。
但し、手ブレ補正は電池残量が少なくなると機能しなくなる(仕様)ので注意。
約11.8万画素と荒いものの、電子ビューファインダーを内蔵している。
ストロボを内蔵するが、ミノルタ独自シューもあるので、プログラムフラッシュ 2500(D)などの外部ストロボを接続した撮影も可能だ。
撮影機材:SONY α77II(ILCA-77M2),MINOLTA AF MACRO 100mm F2.8
良い点は、やはり12倍ズーム。
F2.8~F4.5なので望遠端では明るくはないが、ズームが非常に静かでかつ高速なのは素晴らしい。
静かで高速なのは、超音波モーターを採用しているからだと思われる。
OLYMPUSのSTYLUS XZ-2は4倍ズームだが遅いので、DiMAGE Z3を見習って欲しいところだ。
さらに、スーパーマクロにするとレンズ先端から1cmでもピントが焦うので、接写に強い。
悪い点は、ズーム時にAFが焦わないこと。
暗所で顕著だが、明るいところでも焦わない場合が多い。
動体予測機能を備えたクラス最速「ジェットAF」を謳っているが、焦わなきゃ意味ないでしょ。
そして、高感度に弱いこと。
ISOは50,100,200,400があるが、400ではノイズだらけだ。
単三電池4本で動くので、バッテリーの入手性を心配する必要がない。
今でも問題なく動くが、高感度ノイズ耐性がなく、画質に不満があるので、休眠状態。
後継として、2005年2月18日に500万画素のKONICA MINOLTA DiMAGE Z5が発売された。
液晶がZ3の1.5型(約7.8万画素)から2.0型(約11.4万画素)に大型化している。