MINOLTA AF 50mm F1.4
撮影機材:SONY α700(DSLR-A700),SONY DT 30mm F2.8 Macro SAM(SAL30M28)
1985年2月に登場したα-7000(フィルムカメラ)と同時に登場したレンズ。
30年も前のレンズになるが、今も問題なく使用可能。
この改良版として、円形絞りとなったNewが1998年に登場し、2006年にソニー版が登場した。
・MINOLTA 初代 (1985年2月)
・MINOLTA New (1998年12月)
・ソニー版(SAL50F14) (2006年7月)
屋外で開放(F1.4)で撮影すると、明るすぎるため、シャッタースピード1/8000sのカメラが必要。
そうでなければ、NDフィルターが必要になる。
APS-Cサイズでは75mm相当になるので使いにくいため、やはりα900(DSLR-A900)やα99(SLT-A99V)などのフルサイズ機で使いたい。
SONY α900(DSLR-A900)とMINOLTA AF 50mm F1.4(初代)
最短撮影距離は45cmであり、あまり寄れないのが難点。
ADI調光に対応したのはソニー版からなので、ストロボ使用の撮影なら、ソニー版を選択したい。
なお、α-7000と同時に登場したレンズ(12本)には、同じ50mmであるがF値が異なるMINOLTA AF 50mm F1.7があった。
・MINOLTA 初代 (1985年2月)
・MINOLTA New (1990年6月)
こちらは、ソニーに引き継がれなかったようだね。
こちらも最短撮影距離が45cmであり、あまり寄れないのが難点。
現行の安価な50mmとして、SONY DT 50mm F1.8 SAM(SAL50F18)があるが、50mmとはあるがDTレンズ(APS-Cサイズ専用)なので、実質75mmとなってしまう。
α900(DSLR-A900)などのフルサイズ機に装着可能で撮影も可能だが、自動的にAPS-Cサイズにクロップされるため、結果として75mmとなってしまう。
APS-Cサイズで使うなら、SONY DT 35mm F1.8 SAM(SAL35F18)が52.5mmなので向くか。
高価でもよいなら、SONY Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM(SAL50F14Z)がある。
ツァイスなので格段に高くなるが、SSM搭載でAFは静か。
これも最短撮影距離が45cmであり、あまり寄れない。
50mmで寄りたいなら、SONY 50mm F2.8 Macro(SAL50M28)がオススメ。
最短撮影距離は20cm。
マクロレンズなので、寄れるのは当然なのだが。
Canonには、安価で有名な50mm(EF50mm F1.8 II)がある。
実売価格1万円以下であり非常に安っぽいが、こちらはフルサイズ対応だ。