神戸空港(兵庫県神戸市)ターミナル内からの航空機(飛行機)撮影環境(送迎デッキ,展望スペース,展望室,展望デッキ)
2006年2月16日に開港した、神戸空港(マリンエア)。
三宮から鉄道(ポートライナー)で神戸空港に向かうと、約20分で着く。
改札を出ると、極短距離でターミナルに入ることができる。
ターミナルの開館時間は、午前6時から23時。
その場所が、2階(出発階)。
エスカレーターで3階に上がると、ガラス張りの「スカイコート」に出る。
スカイコートは室内なので濡れず、空調もトイレもあるが、ベンチはない。
撮影することはできるが、ガラス越しとなる。
3階のスカイコートから少し歩くと、4階(展望デッキ)に上がる階段がある。
・ベンチ:アリ
・自販機:同階の建物内にアリ
・トイレ:同上
・屋根:北側(滑走路とは逆)のみにアリ
滑走路側は、背の高い金網で囲われている。
左(東)側の金網は細かく、レンズが通らないが、一部大きな穴が用意されている。
右(西)側の金網は、左(東)のものよりも荒く、レンズが通る。
が、SONY 70-300mm F4.5-5.6 G SSM(SAL70300G)のフードがギリギリの大きさ。
ギリギリなので、ほとんど左右には振れない。
一部、金網のないところがあるが、プラ板なので撮影には向かない。
また、何を考えているのか、カメラの高さに太い横棒があり、穴にレンズが通っても、広角だとこれが写り込む。
右(西)側にある飲食店(明石浦正鮨)に上がる階段からだと、金網を回避して撮影できる。
この店の開店は午前11時からなので、それまではここで撮っても構わないだろう。
# 店の入口からは距離があるので、11時を過ぎても問題はないと思われる。
明石浦正鮨の反対側(東)にもSky Lounge Contrailという飲食店があり高くなっているが、構造的に撮影には適さない。
展望デッキの同階には屋根付の建物があり、自販機とトイレ、エレベーターがある。
この建物内に、便案内のモニターが外向けに設置されているが、外が明るいと見えない。
撮影できる機体だが、スカイマーク、ソラシドエア、AIR DOの3種類のみ。
ANAは、ソラシドエアとAIR DOを使うので見ないが、ANA機も来るのかな?
ヘリがたまに飛ぶので、それも撮影できる。
神戸空港の南は関西国際空港へ向かう航路となっているので、関空行の機体を撮影することも可能である。
神戸空港の便は多くはない(数が制限されている)ので、離着陸の時間を確認してから行くべき。
関連:出発/到着便 (神戸空港)
大半がスカイマーク機なので飽きるが…
屋根は、滑走路の反対側(北側)にしかない。
北側は対岸の神戸市内を望むので、夜景鑑賞には最適だろう。
ベンチも北側に多くあるので、航空機撮影よりも、夜景撮影のため展望デッキ?
ターミナル内にあるコンビニは、1階(到着階)のファミリーマートしかない。
飲料は同階にある自販機で入手できるが、食料は予め入手しておくのがよいだろう。
神戸空港の西に人口海浜があり、そこから撮るのもいいだろうが、歩くと時間がかかる。
神戸空港から西緑地(人口海浜)行きの無料バス(神戸空港島内 無料巡回バス)が出ているようだ。
このバスは、空港島北にある関空行きのベイシャトルの乗降場にも行くらしい。
人口海浜の開放時間は午前10時から17時と短いため、帰りのバスの時間を確認しておくこと。
# 7月と8月は19時まで開放
関連:神戸空港島西緑地(人工海浜)の供用及び神戸空港島内無料巡回バスの運行について
人口海浜の南端は滑走路に近いが、木が多数あるため、高度の下がった着陸機を撮るのは厳しい。
なお、この近くにはラヴィマーナ神戸という結婚式場がある。
神戸空港ターミナル北口より無料シャトルバスがあり、約5分で移動できるが、結婚式場の利用者以外が乗れるのかは不明。
様々な空港の展望デッキを見てきたが、神戸空港の展望デッキは明らかに下位に入る。
スカイマークマニアでもない限り、一度行けばもう充分だ。
料金、営業時間、屋根やベンチ、自販機、トイレの有無は公式サイトなどで確認のこと。
現時点では正確であっても、変更、改修、撤去される可能性がある。
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