AviUtlでピクセルリサイズ的な拡大をする方法 – アンチエイリアス回避

AviUtlの「拡張編集」で、素材の拡大を行うコトができるが、

拡大率_拡張編集_AviUtl

アンチエイリアス(スムージング)っぽい拡大となる。

多くの場合、そのような拡大でいいのだが、古いゲーム(ドットが目立つ)など、ボケて欲しくない時がある。

アンチエイリアス_ピクセルリサイズ

しかし、拡大の種類が指定できないので、そのムァムァでは回避できないのだ。

コレを、そのような効果のない拡大(ピクセルリサイズ的なギザギザ拡大)にスル方法。

# ソノ前に、「リサイズプラグイン」というプラグインについてだが、コレは画面全部の拡大に対して、ソノ種類を指定するもの。

リサイズプラグイン_AviUtl

#「NearestNeighbor」や「AreaAverage」を選択すると、アンチエイリアス的にならない、ギザギザの拡大ができる。
# しかし、画面の一部の素材のみの、拡大の種類を指定するコトはできない。
# 拡大対象の素材のみを先に「リサイズプラグイン」で拡大しておき出力、ソレを読ませるという手もあるが、エンコードが2回になるので面倒杉流し、画質も悪くなってしまう。

拡大率はソノまま(100%)にしておき、オブジェクトのフィルタ追加で基本効果→リサイズで補間なしにチェックを入れる。

基本効果→リサイズ_AviUtl

補間なしにチェックを入れるコトで、アンチエイリアス的な効果を避けるコトがデキる。

素材にフィルタを追加するには、右上の「+」をクリックすればエー。

フィルタを追加_AviUtl

全体にカカル「リサイズプラグイン」とは異なり、素材個別に追加デキルから、アンチエイリアスを避けるのもヨシ!ホドコスのもヨシ!キミの自由ドァ!

以下、左が補間アリ(通常の拡大)、右が補間ナシ。

補間アリ_補間ナシ_AviUtl

左はヴォケてしまッてるが、右はドットがハッキリで、ピクセルリサイズっぽくなってるのが分かろう?

拡大の際は、当然であるが、整数倍が好ましい結果が得られる。

ゲームの素材は、多くの場合はムダな黒枠が含まれているので、ソレをクリッピングで削除、残った縦横を計算し、そのN倍(Nは自然数)に拡大するとよい(順位は、クリッピングが先でリサイズが後)。

クリッピング_リサイズ_AviUtl

そのヨー(YAW)にシて、エンコードした動画は、以下。

フルHD(1920×1080)でコシラエテあるンで、FHDで見るヨーニ!

小さい動画をそのムァムァYouTubeに上げるのと、N倍して上げるのとでは、見え方が異なる。
YouTubeで拡大表示する際には、アンチエイリアスっぽい拡大表示となるからだ。

なンで、クッキりドットを見せたい場合は、FHD(1920×1080)程度になるまで整数倍で拡大しておくと、ボケが防げる。

例えば、黒枠を除去した残りが640×480(VGA)であれば、3倍で1920×1440となる。
閲覧者がFHD環境で見るかはシラン(SILANE)けどwwwww

旧ゲームの動画を拡大して上げる意味がないとユー輩(ヤクァルァ)が散見されるが、連中はコノ点が分かッてナイさかい、速やかヌィ出直せ。

なお、OBS(Open Broadcaster Software)の場合は、映像キャプチャデバイスのスケールフィルタで「ポイント」を選択すれば、同様にアンチエイリアスを回避できる。

スケールフィルタ_ポイント_OBS

結果は、以下の通り。



OBSは配信だけでなく、ローカルの録画だけでも可能なフリーソフトである。

また、配信と同時に、ローカルの録画も可能だ。

配信内容を編集して使いたい場合などに有効だろう。

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