SE-M531(Pioneerのヘッドホン)のレビュー(SE-M555Vとの比較)

当サイトには広告が含まれています。

折れて逝ったSE-M555V脆弱構造が同じなので再度逝くだろうが、SE-M531を入手した。

Pioneer 密閉型ヘッドホン オーディオ用 SE-M531

↓パッケージ外観
パッケージ外観

↓裏面
裏面

付属品は、プラグアダプター(φ6.3mm)と保証書(1年)。

付属品

プラグアダプターは使わないのでどんどんたまっていくw

SE-M555Vとは異なり光沢があるので、すぐに傷だらけになるだろう。

光沢がある

SE-M555Vと比較してみよう。

SE-M555VとSE-M531

最上部が円断面(内部は金属?)から平角(プラ)になっている。

最上部

問題の脆弱部分は、やはりSE-M555Vと同じ構造なので、じきに逝くだろう。

SE-M555Vは装着感がよかったので今回も類似のSE-M531にしたのだが、装着感を阻害する改悪部分に即座に気付く。

①パッドの厚みが薄くなっている。
パッドが薄くなっている

②内部の深さが浅くなっている。
内部の深さが浅くなっている

SE-M555Vは耳に当たらないという装着感に於けるメリットがあったのだが、SE-M531は上記の2点で全て台無し。

耳の入る空間が格段に浅くなっているので、耳に触れて(耳がドライバに押さえられ)不快であり、パッドと耳周辺の間に空間が空くので、音を逃がすことになる。

SE-M555Vのバッドを外してSE-M531に付けても、②の内部の浅さがあるのでダメだろう。

この点に関しては、価格.comのS氏が詳しいので、以下にリンクをはっておく。

SE-M531
http://bbs.kakaku.com/bbs/K0000618921/SortID=17160883/

SE-M531ではないが、SE-M521も装着感は同じだろう(ベロアタイプ,SE-M531かレザータイプ,SE-M521の違い以外は同じ)。

SE-M521
http://review.kakaku.com/review/K0000618922/ReviewCD=692482/

SE-M521
http://bbs.kakaku.com/bbs/K0000618922/SortID=17191201/

SE-M521
http://bbs.kakaku.com/bbs/K0000618922/SortID=17196011/

SE-M390
http://review.kakaku.com/review/20464511067/ReviewCD=598243/

今回得たSE-M531と、折れて逝ったSE-M555Vをニコイチすれば、快適?

肝心の装着感が台無しなので、以下はオマケ。

<SE-M555V>
形式:密閉型ダイナミック
Powerful Bass Duct:搭載
再生周波数帯域:5~28,000Hz
インピーダンス:32Ω
最大入力:1,500mW(JEITA)
出力音圧レベル:105dB/mW
使用ユニット:φ40mm
プラグ:φ3.5mm 3Pミニプラグ(金メッキ)
接続コード長:φ4.0mm 片出しコード3.5m
質量:205g(コード含まず)
付属品:φ6.3mm 3Pプラグアダプター
生産国:中国

<SE-M531>
形式:密閉型ダイナミック
Powerful Bass Duct:搭載
再生周波数帯域:7~40,000Hz
インピーダンス:32Ω
最大入力:1,500mW(JEITA)
出力音圧レベル:100dB/mW
使用ユニット:φ40mm
プラグ:φ3.5mm 3Pミニプラグ(金メッキ)
接続コード長:片出しコード3.5m
質量:215g(コード含まず)
付属品:φ6.3mm 3Pプラグアダプター
生産国:中国

仕様上では再生周波数帯域が広くなり、10g重くなった程度か。

音質に関しては、まだ評価は早い。

Powerful Bass Ductに関しては、大きな音で聴かないと効果はないだろう。

Powerful Bass Duct

Powerful Bass Ductを搭載機をお持ちの方は、視聴中にPowerful Bass Ductを塞いでみよう。

Powerful Bass Ductを指で塞いでも音に変化がなければ、Powerful Bass Ductの意味はない(笑)

非常に高価なヘッドホンもある一方で、本品は2,000円前後で入手できる安価なモデル。

だが、ヘッドホンの原価は非常に安いので、安くても別に感動はしない。

マウスと一緒。

まぁ、耳が薄いとか、耳を圧迫されても問題ない人は、安いし試してみて。

その場合、より安価なSE-M521との選択になるだろう。

Pioneer 密閉型ヘッドホン オーディオ用 SE-M521

SE-M531にあってSE-M521にない特長は、

強磁力希土類マグネットによる豊かな低域と、CCAWボイスコイルによるクリアな広帯域再生の実現により、臨場感豊かな再生

というもの。

強磁力希土類マグネットというのは、ネオジム磁石(HDDの中に入っている強力な磁石)のことかな?

そして、SE-M521は接触部分がレザータイプ。

レザータイプは容易にボロボロになるのでおススめできない。

<SE-M521>
形式:密閉型ダイナミック
Powerful Bass Duct:搭載
再生周波数帯域:7~40,000Hz
インピーダンス:32Ω
最大入力:1,200mW(JEITA)
出力音圧レベル:97dB/mW
使用ユニット:φ40mm
プラグ:φ3.5mm 3Pミニプラグ(金メッキ)
接続コード長:片出しコード3.5m
質量:220g(コード含まず)
付属品:φ6.3mm 3Pプラグアダプター
生産国:中国

というか、レザータイプから薄皮を取ったのが、ベロアタイプ?

薄皮のない方が高いというのもヘンな話だが、なら、最初からなくてよいのでは?

関連:SE-M555V(Pioneerのヘッドホン)の脆弱箇所 – 現行のSE-M521とSE-M531も同様?

関連:SE-M555V(Pioneerのヘッドホン)が逝ったので、その後継を考える

関連:[026] ヘッドホンSE-M380とSE-M555Vを比較する

Pioneer 密閉型ヘッドホン オーディオ用 SE-M521
パイオニア (2014-02-14)
売り上げランキング: 90


Pioneer 密閉型ヘッドホン オーディオ用 SE-M531
パイオニア (2014-02-14)
売り上げランキング: 347