[α77II] スマートテレコンバーター使用時の注意点 [操作不能]
SONY α77II(ILCA-77M2)のBODY内でのズーム処理には、以下の4種類がある。
・スマートテレコンバーター:スマートズームの1.4倍、2倍を用意したもの。
・スマートズーム:解像度を下げることによりズームする(=クロップ)。1.1~2.0倍まで0.1倍刻みで設定可能。
・全画素超解像ズーム:解像度を下げずにズームする。デジタルズームの一種であるが、全画素を解析するSONYの技術により、画質の低下を抑えられる。
・デジタルズーム:文字通りのズームであり、画質の低下が大きい。
デフォルトの状態では□ボタンにスマートテレコンバーターが割り当てられている。
撮影機材:SONY α77II(ILCA-77M2),MINOLTA AF MACRO 100mm F2.8
これを押すと、1.4倍→2倍→無効→1.4倍→2倍…と切り替わる。
解像度は落ちるが、瞬時にズームできるのは便利。
だが、注意点がある。
連写するなどしてSDカードに書き込んでいる間にスマートテレコンバーターを切り替える(OFFも含む)と、しばらくフリーズし、シャッターが切れなくなる。
ここでいう「フリーズ」というのは、対象は見えているが、操作を受け付けない状態。
操作を受け付けないので、シャッターも切ることができない。
やはりパソコンなんですよ、コレは。
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航空機の場合、距離が遠いのでスマートテレコンバーターを使うことがあるが、接近してきて引く場合に注意が必要。
スマートテレコンバーターを切ると、フリーズしてしまい、撮影機会を逃す。
レンズのズームで引く分にはフリーズしないが、スマートテレコンバーターがONなので、解像度は低いままとなる。
航空機が対象だと連写を使うので、SDカードへの書き込みが発生していることが多く、これは危険だ。
関連:SONY 70-300mm F4.5-5.6 G SSM(SAL70300G)と70-300mm F4.5-5.6 G SSM II(SAL70300G2)の比較
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