SIGMA 30mm F1.4 EX DC HSM (ニコン用)でD7000のライブビュー時にAFが異常になる問題
SIGMA 30mm F1.4 EX DC HSM(ニコン用、Artラインではない旧レンズ)であるが、
初代:表面ザラ付、EXがシール
二代:表面ザラ付、EXがプレート
三代:表面光沢、EXがプレート
があるようだ。
私が持っているのは、二代目。
上記は外観での区別であり、内部ファームウェアは別である。
古いファームの場合、ライブビューでAFが正常に機能しない場合がある。
私の持っているレンズがそうで、D7000に付けると、ファインダー撮影では問題ないが、ライブビューにするとAFが正常に働かない。
具体的には、シャッターボタンを半押しすると、AFは動くが、全くピントが合わない(逆にズレていく)というもの。
合焦していないためか、そのままシャッターボタンを押し込んでも、シャッターが切れない。
D7000には動画撮影機能があるが、ライブビュー状態にしないと動画にならないため、(動画は撮影できるが)ピンボケとなる。
ライブビュー状態でも、MFにすれば静止画、動画ともにピントの合った撮影が可能。
D90のライブビューではOKだが、D7000のソレではNGなどがあるらしい。
レンズ発売時(2005年7月)には存在していないカメラや機能(ライブビュー)での動作なので、動かなくても仕方がないが、ファームウェアによっては動くものもある模様。
このSIGMA 30mm F1.4 EX DC HSM、シグマに送るとどうなるのだろうか?
有償でファームを更新してくれるのか、動く個体に交換となるのか。
D7000のライブビューは、ソニーのトランスルーセントミラーを使ったそれとは異なり、AFが遅いので使い物にならない。
また、動画は24fpsまでなので、それも微妙。
ということから、異常になるのを知りながら、ライブビューでの静止画撮影や動画撮影をせずに使用しているユーザーも多いのではないだろうか。
# 知らない(気付いていない)人もいるだろうが。
現在、新モデルであるSIGMA 30mm F1.4 DC HSMが、Artラインとして販売されている。
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