稲佐山からの夜景 [SONY α77II(ILCA-77M2),MINOLTA AF ZOOM 24-105mm F3.5-4.5(D),F8,10s,ISO100] 長崎県
SONY α77II(ILCA-77M2),MINOLTA AF ZOOM 24-105mm F3.5-4.5(D),F8,10s,ISO100
稲佐山展望台の入口付近(展望台の上ではない)からの撮影。
SONY α77II(ILCA-77M2)でRAW撮影、Capture One Express 8 (for Sony)にて現像。
夜景は空が紫になる日没直後に撮るのがよいとされているが、この撮影時は完全に日が暮れていた。
よって本来の背景は黒だが、青みを付ける現像とした。
RAW現像することを考慮し、SONY α77II(ILCA-77M2)で撮る時は、ほとんどの場合「RAW+JPEG」としている。
MENU>画質設定>RAW+JPEG
RAW(拡張子ARW)はファイルサイズが巨大なので、容量の大きなSDカードが必要になる。
手摺の上にカメラを置いたので三脚は不使用だが、レンズを付けると前が重くなり上下に動くので、ブレを防ぐ注意は必要だった。
その時の状況。
CASIO EX-ZR400,F3,1/8s,ISO400
左に見えるのは、リモートコマンダー(RM-S1AM)であり、これでシャッターを切ることによって、カメラブレを防ぐ。
押し込んだまま保持できるので、長時間露光の連写も可能だ。
2秒のセルフタイマーでもカメラのブレは防げるが、テンポよく撮れないので、これはリモートコマンダーを忘れた際の緊急策だ。
写真でも分かるように、SONY α77II(ILCA-77M2)の三軸チルトが生きるね。
見やすい位置まで、液晶モニターを持ち上げることができる。
SONY α77II(ILCA-77M2)の有効画素数は2430万画素。
ピクセルでは6,000×4,000となるが、夜景は緻密なので、縮小すると極端に質が下がってしまう。
これでは、SONY α77II(ILCA-77M2)の実力が伝わらない。
そこで、白枠をクロップし、等倍表示したものを以下に示す。
このあたりは、RAW現像の加減により大きく変わるが、かなり細かい部分まで写っている。
左下の港湾駐車場の車群に注目。
使用レンズは、MINOLTA AF ZOOM 24-105mm F3.5-4.5(D)である。
2000年9月に、フィルムのα-7と同時に発売された、古いレンズだ。
その広角端(24mm,35mm換算で36mm)で撮影した。
シャープさを出すためにF8まで絞り、荒れるのを防ぐためにISOは100とした。
SONY α77II(ILCA-77M2)の力が分かるだろう。