[危険] 10年以上前に焼いたCD-Rが読めなくなってきている件
今はハードディスクが安いのでハードディスクに保存するだろうが、昔に撮影したデータは、CD-RやDVD-Rに保存していることもあろう。
これが読めなくなってきている件。
2002年ごろに焼いたCD-Rが、読取不可となっている。
SWの金(80分,700MB)と、SuperX(同)。
両者とも見た目は問題ないのだが、読み取ることができず、ディスクがないものと判断される。
日光に当たる場所に保管すると、色素が飛ぶためか読めなくなるが、今回は日の当たらない場所での保管。
「SuperX」といえば、このブログをお読みの諸氏はもうお気付きだろう、中身は「PRINCO」である。
DVD-Rでもその「能力」を発揮したPRINCO。
自動的に消去されるので、スパイ関係のヒトには最適であるw
このディスクは、マスターディスクの複製であるため、読めなくなっても問題ない。
危険なPRINCOに記録し、また記録(焼いた)日をディスクに記しているのは、消去試験のためだろう。
また、PRINCOではないが、重ねて置いたCD-Rをハガすと、マクが隣のディスクに付いてハガれる現象がある。
D-VISIONの(80分,720MB)ね。
ハガレは他の部分にも進行し、手でどんどんハガせるのだ。
DVD-Rとは異なり、CD-Rはレーベル面のマク(銀色の反射面)がハガれれば、読取不能となる。
ハガれた部分がディスクの外周で、そこにデータの記録がなければ読むことは可能なので、速やかに読み出してHDDなどにコピーすること。
上述のように、日の当たらない場所に保管していても消えることがある。
DVD-Rに於いては、レーベル面が浮いたり、ハガれているのがよくある。
プリンタブルタイプに多く、湿気が原因の一つと思われる。
CD-Rとは異なり、DVD-Rはレーベル面がハガれても読み出しは可能。
だが、ハガれは進行するので、速やかに他のディスクへ移すべきだ。
焼いたCD-RやDVD-Rは対象にあるが、枚数が多く、全ての読み取り試験はできないが、他にも、読めなくなったディスクは確実にあるだろう。
撮影データなど、そのディスクにしかないデータもあるだろうが…
余裕があるなら、全てのディスクをドライブに入れ、ハードディスクにコピーしておくことをオススメする。
DVD-R(1層,4.7GB)であれば、3TBのHDDに約630枚。
DVD-R(2層,8.5GB)であれば、3TBのHDDに約340枚。
ハードディスクに入れておくと、イチイチ光学メディアを探す必要はないしね。
だが、ハードディスクがイクと全てを失う罠…
SMART BUYの700MBのCD-Rの2枚に読取不良。
記録面がオレンジ色のキワモノディスクね。
片方はハガレでアウト。
ハガレは外周に発生しているが、外周までデータを書いているのでアウト。
もう1枚は、見た目は問題ないがアウト。
複数のドライブで読み取りを試すがアウト。
67%程度まで進行して止まってしまう。
読取速度を落としても、同じ。
この2枚も、2002年に焼いたモノだ。
撮影データが光学メディアにしか存在しないのであれば、速やかにその状況を確認し、ハードディスクにコピーしておこう。
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